今日のテーマは「傾聴をとおして自分を見つめよう」

 

 

6月6日　窓から薫風が流れ込む午前10時にスタート。参加メンバーは担当者よっしーを含め5名。全員、日頃から誰かしらの支援をしていて、その活動に是非「傾聴」を生かしてほしいというのが研修のねらいです。

 

今日のタイトルは「傾聴をとおして自分を見つめよう」です。形だけの傾聴でなく「良い傾聴」を目指してもらうためには、

まず「自分をととのえる」ことが大切。今の自分が好きと認めることができること。

そこで、仲間の力を借りて「自分を見つめる」ワークをいくつか取り入れてみました。ここでとてもメンバーが自己を振り返るのに役にたったワークをひとつ紹介します。

 

 

1．上記の9つの絵からひとつ自分が気に入った絵を選びます。

2．選んだ絵に書かれた性格分析をまず自分で吟味します。どの部分がぴたっときたか。ここは自分の好きなフレーズだった、などと。

3．次に、他のメンバーからの自分に対するイメージ、初印象を教えてもらいます。

4．最後にこのワークを通して、自分のことをどう感じたか、自分でどう受け止めたかを発表します。

 

人を簡単にこちらの価値観などで決めつけない

同じ絵を選んでも、キーフレーズの解釈がそれぞれ違ったり、他者がもつ自分のイメージに元気をもらえたり、話ているうちに自分が見えてきたり～メンバーが意見交換するうちにどんどん話が深まりました。

 

そしてなにより、私たち支援を目指すものとしてとても勉強になったのが、人を簡単にこちらの価値観などで決めつけないということです。じっくり相手のことを傾聴することで相手のことがわかるようになってくるものなのですね。

 

メンバーのひとりが大人しく自信がないと見えていたのが、実は自分をしっかり持っていてる。ただ外に表現する方法が人と違うだけというのがわかったときの感動は忘れられません。

 

と、他にもワークをしているうちに休憩なしで13時になっていました。終わりの感想を発表するとき、全員の顔つきが自信と明るさに輝いていました。

 

そうです、こんな素敵なメンバーにだったら話を聴いて欲しいと心から思います。

「今の自分でいい」と思えるのって、自分ひとりでは難しい。だからこそ信頼のおける仲間の力を借りるのがいいのです。

 

 

 

次回は　「相手を受けとめるってどういうこと」をテーマにします

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　よっしー