わくわくテラス 6月
この時期、北国特有のなんだか中途半端のお天気のなか
6月のわくわくテラスに、5組の親子さんが遊びに来てくれました。
ちょうど月齢もみんな1歳前後。男の子3組、女の子2組。
来月市内の他区にお引っ越しをするS君親子は今日が最後のわくわく。
S君親子を囲み、他区の子育て事情などの話で、盛り上がりました。
最近ニュースで見た「学童保育」の受け皿不足問題から、札幌事情はどうなの、待機保育はどうなのとまさに、働くママさんには関心深い話が出ました。
ぼちぼち働くことを考えて、お子さんを預けてみたらずっと泣かれてしまったというママさんに、保健課のEさんが温かい眼差しで、
「お子さんに泣かれてしまうと、どうしようという気持ちになりますよね。
お子さんが初めて行くところで泣くのは当たり前。
むしろママと分離されて泣けるというのは
ママさんからの愛情をたっぷり受けていると言う証拠です」
と力強くママさんの気持ちを支持すると、ママさんの顔がぱぁっと明るくなりました。
ママさんの不安になる気持ちをしっかり受け止め、そして専門家としてのアドバイスをする。
側にいた私は、ママさんの不安を和らげるにはどうしたらいいのだろうと内心おろおろしていました。
Sさんの姿勢には「傾聴」がベースにあるのだなぁと改めて思いました。
今日の絵本は「さよなら、またね」 作・画 かさいまり
新しい出会いには別れがつきもの
これが本当の最後じゃないよ、と言う意味で「またね」がとても優しく心に響きます。
お子さんに、これからの人生、「別れと出会い」をいろいろな絵本を通して伝えていきたいとおっしゃったママさんの言葉が印象に残りました。
そして今年度最初のイベント、桑園地区の鍼灸整骨医院エスポワールさんを
お招きしママさんたちにマッサージを体験してもらいました。
産後、育児におわれ、なかなか自分のメインテナンスはできないもの。
日頃の疲れをほぐしてもらったり、身体のゆがみをなおしてもらったり
誰かに大切にしてもらえるって気持ち癒やされますよね。
施術のあと、本当に顔の表情も柔らかくなり、そんなママさんをみて
お子さんも心なしか嬉しそうでした。 Tさん、ありがとうございました!
次回7月28日です
by よっしー