わくわくテラス 11月
今日の午後から荒れ模様になるとの天気予報の中、厚着をさせた7組の親子さんが遊びに来てくれました。
桑園地区は子育て関係の施設が多いせいか、お互いに顔見知りだったりして皆さんとても和やかな雰囲気でした。
今日、一番の盛り上がりテーマ:「夫は大きい長男かも?!」
ちあふるで主催の父親の子育て教室の話から、夫の話になりました。
出産してからは、『妻』よりも『母親』の意識が強くなる。自ずと「夫」の面倒は後回しになる。構って欲しい態度がうっとおしい。 外面がいい夫は外では「イクメン」を演じているが、実のところ家では非協力的。 夫へのイライラが止まらない~。 これはホルモンバランスのせいだろうか? 自分も一時、夫を疎ましく思う時期があったが、今は子育ても少し楽になりそんな気持ちが落ち着いた。 気持ちには波があるよね。 一体これからどう夫に対応したらいいのだろう? などなど
みんなの声も1オクターブ上がるほど「夫談義」に花が咲きました。
最後は、「夫を大きな長男だと思いなさい」というスタッフのお母様の言葉が、ママさんたちから大きな賛同を得ました。 たしかに、説得力のある名言ですね!
ママさん達は思い思いの気持ち、意見をここで吐き出し、また最初に口火を切ってくれたママさんは本当にスッキリした様子でした。
他のひとの発言をきちんと最後まで聴き、「そうだよね、わかるよ」と気持ちに丁寧に寄り添う姿勢のママさんたちに感動しました。 自然とみなさん「傾聴」をしているのです。
24時間子どもと向き合うママさん達は、どうしても視野が狭くなりがちになる。けれどここでいろんなママさん達やスタッフと話すことで新しい気づきができたり、こんな思いは自分だけじゃなかったと安心できる。 そんな場所を提供する、それはまさにわくわくテラスの目的でもあるんですよね。
【よっしーの絵本タイム】
「ゆきのようせい」
作 松田奈那子 監修 石黒誠 岩崎出版
北海道在住作家の松田氏のこの作品は、雪国に住む私たちにはとてもなじみ深い「ゆきむし」のお話。作中には札幌市の中心街のあそこだ!と特定できる画もあり、ほんとうに私たちのための絵本といっても過言ではありません。 それを全国版で紹介しているなんて、という私の感動から選本しました。 わくわくテラスは本州出身のママさんも沢山いらっしゃいます。冬を告げるといわれる「ゆきむし」が愛しく思えますように~。
おまけの一冊。
「ぎょうざがいなくなりさがしています」
作 玉田美智子
ぎょうざが町からいなくなりどうしたんだろう?という、なんとも奇想天外なお話。
でもなんか笑えるのです。 なんで主人公のぎょうざが家出をしたのか、ママさんたちにも想像してもらいました。たまにはばかげたことを考える余裕もありですよね!
さて、来月は12月22日
今年最後のわくわくテラス。 何かいつもと違うことを考案中です。
by よっしー