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ワークショップ

2024年度 内部研修

2025.2.2

2025年2月1日(土)

今年度第3回目のおちゃのまの内部研修を開催。

 

中学生、大学生、支援者と計7名参加してくれました。

おちゃのま研修はワークを沢山取り入れるのが特徴で、自己紹介のところから

早速「傾聴にまつわるエピソード」を一人づづ話をしてもらいました。

 

「傾聴」講座が初めてのメンバーもいたので、「傾聴」の基本をおさらいをするところから始めました。

 

〔今回は詳しい内容は省きますね〕

 

ワークの一部を紹介

①「自分の推し」の話を相手の話を深める質問をする

【人は話がしたいもの、どうしたら沢山話してもらえるか工夫してみよう】

👉「相手に関心をもつとは」

 

②「自分で自分が嫌だなぁ」と思うことろを、まず受けてとめてもらい

さらにポジティブな言い方に変換してもらう

【ものは考えようで、ポジティブな見方をすると前を向けるもの】

👉「リフレーミングのスキル」

 

③ 「自分が苦手と思う人はどんな人?」を【どうして】でなく【何が】あなたをそう思わせるのかという質問にしてみる

【質問が違うだけで話の深まりも違ってくるのは面白い】

👉「特に上下関係があるときは、【何が~】の質問の方が答えやすい」

 

④価値観の違いをみとめよう

「ある物語」という課題で、4名の登場人物の好感度の高い順のランクを各グループで話し合って決めるというもの。

 

もちろん、話し合いは「傾聴的態度」で最後まで相手の話をきちんと聴き、そして話をいったん受容し、自分の意見も伝える。

 

2つのグループの順位の1位と4位が全く入れ替わっていたのが興味深く

各グループから、その理由付けを説明してもらうが、そこに価値観の違いがくっきり出ていました。

 

それはまさに、自分の価値観を登場人物に投影していて、その人の生き様を垣間見たようでした。  また、グループ内でももちろん意見が分かれていましたが、相手の意見を否定、批判せず、辛抱強く聴いていた姿勢が、見ていてとても好ましかったです。

社会に出ると、いろんな価値観にぶつかります。そんな時、はなから否定せず

いったん受け止め、理解できない部分を「わかるように教えてもらう」姿勢が大切なのだと改めて感じました。これを繰り返すことで、自分に折り合いをつけたり妥協できるようになるのでしょうか。

 

今回は2グループ、似たような価値観を持ったメンバーの集まりでしたが、もし価値観が真逆の人たちが集まったらどうなるのだろう思いました。

 

次回、相手を尊重しながら自分の意見をきちんと主張できる「アサーション」

の勉強をしたいと思っています。

 

2時間半の濃い研修でした。  みなさん、おつかれさまでした!

 

by よっしー

 

 

 

 

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